歩みたい未来
歩みたい未来
クラシックと聞いて思い浮かべる楽器は何でしょうか。ピアノ?バイオリン?きっと、チェロを思い浮かべる方はごく少数なのではないでしょうか。
街を歩いていて、ピアノやバイオリンの音色を耳にする事はよくありますが、チェロの音色が聞こえてくる事はとても珍しく感じます。
ですが、僕はそんなチェロを一番愛しています。何故なら、僕はチェロ以上に人に寄り添ってくれる楽器は無いと感じるからです。
チェロの音色は音質的にも音域的にも人の声に近いと言われ、まるでそこに人として存在しているかのように私達を支えます。時に優しく励まし、時に激しく鼓舞してくれる。喜怒哀楽全ての感情を持って、チェロは僕達に寄り添ってくれるのです。僕自身、何度チェロの音色に救われたか数え切れません。僕はチェロを愛していますが、同じくらいチェロに愛されているとよく思います。
僕はそんなチェロを、もっと多くの人に知ってもらいたい。チェロを知らない人が沢山いるなんて、単純に勿体なく感じませんか?
僕がチェロを表舞台に立たせる道のりを、共に歩んで、楽しんでいただけたら幸いです。